アリジゴク
Date:11/2021
Client:栗秋正寿さま
連載36日目です。今回は栗秋さんが アリジゴクに吸い込まれそうになっている図を描きました。
幼き頃に アリジゴクに蟻を落として遊んでいた彼が エッセイの中で 歩いても歩いても雪に埋もれていく様を まるでアリジゴクにいるかのようだと例えていたので 彼の心象風景を具現化しようと思いました。
今回のお仕事を引き受けた時に 自分の中で決めたことが 3つありました。
1,命懸けの彼の登山に相応しいイラストであること
2,デザイン的にも優れたカットであること
3,風刺画にしないこと
1に関しては 自分の尺度が優先なので 曖昧ですが
2は できる限り努力してます。
しかし、今回のイラストは 3に関して 立ち位置がビミョーです。
いまだによかったのかどうか何度も自問自答してます。
西日本新聞のリンクはこちら。